MONTHLY REPORT / AMAZON運用代行 / 2026-07
AIAD 様 月次レポート
📅 対象期間: 2026年7月1日〜7月12日(12日間の途中累計)
🗓 発行日: 2026年7月13日
🏢 XAUTO ECコンサルティング&運用代行
⚠️ 本レポートの7月数値は「月末着地見込み」ではなく、7/12時点の累計実績です。残り約19日分は未反映のため月間確定値ではありませんが、途中時点でこの水準に到達している点を成果として記載しています。
- セッションは過去最低水準(1,515・6月比 -25.3%)にもかかわらず、CVは全月最高の317件・売上¥619,045(6月比 +75.1%)。集客「量」ではなく転換率「質」で売上を作った月。
- CVR 20.92%(6月の約2.3倍)/広告CVR 19.03%(約3.3倍)と転換率が異常改善。月初の①SEO対策+②特定KWバイイングが、ランキング上昇(280位→99位)を牽引。
- TACOS 8.13%(6月20.07%・5月46.05%)まで低下し広告依存が急減。Amazon利益¥229,780に対しバイイング手数料15万円を引いても7/12時点で約8万円の利益、6月より順調に伸びている。
売上額(7/12まで)
¥619,045
▲ 6月比 +75.1%(+¥265,446)
CVR(転換率)
20.9%
▲ 6月9.17%の約2.3倍(+11.75pt)
Amazon利益
¥229,780
▲ 6月比 +162.2%(利益率37.1%)
TACOS(広告依存度)
8.1%
▼ 6月20.07%から -11.94pt(改善)
1. 要因分析 — なぜ7月は劇的に伸びたのか
7月の急改善は偶然ではなく、月初に打った2つの施策の結果です。この2施策が「量(SS)に頼らず質(CVR)で売る」状態と、ランキング上昇(280位→99位)を同時に生みました。
| # | 施策 | 目的 | 生まれた効果 |
| ① |
ページのSEO対策 月初実施 |
オーガニック露出・転換率の底上げ |
検索上位化 → アイライナー 280位→99位 に寄与、CVR 9.17%→20.92% の改善 |
| ② |
特定KWでのバイイング |
ランキング押し上げ・初速の獲得 |
狙ったKWでの順位上昇と初速確保 → オーガニック流入の好循環を起動 |
因果ストーリー: ①SEO対策でページの「売れる下地(露出×転換)」を作り、②特定KWバイイングで「初速(ランキング押し上げ)」を付けた。両者がかみ合ってアイライナーがTOP100入り(99位)し、購入意欲の高い流入比率が上昇。結果、セッション(量)は過去最低でもCVR(質)が約2.3倍に跳ね上がり、広告費を絞りながら売上・利益ともに拡大する状態が実現しました。
補足: ②のバイイング手数料15万円は「Amazon外の広告費」として扱います(利益への反映は「4. 簡易PL分析」参照)。相関は明確ですが、CVR約2.3倍には短期集計ゆえの母数の振れ等も含まれ得るため、月末まで継続観測で検証します。
2. 販売数値分析
主要指標の推移(4月〜7月12日)
| 指標 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月(7/12) | 6月比 |
| セッション(SS) | 3,505 | 3,960 | 2,028 | 1,515 | ▼ -25.3% |
| CV(注文) | 297 | 321 | 186 | 317 | ▲ +70.4% |
| CVR | 8.47% | 8.11% | 9.17% | 20.92% | ▲ +11.75pt |
| 売上額 | ¥578,440 | ¥620,404 | ¥353,599 | ¥619,045 | ▲ +75.1% |
- 最大の特徴: 「量が減ったのに売上が伸びた」逆相関。 SSは6月比 -513(-25.3%)と過去最低水準まで縮小したが、CVは+131件(+70.4%)、売上は+¥265,446(+75.1%)。
- CVR 20.92% は前月9.17%の約2.28倍。 4〜6月が8〜9%台だったことを踏まえると異例。わずか12日間で6月の月間CV(186件)を大きく上回る317件に到達。
- 7/12時点で既に5月の月間売上(¥620,404)にほぼ並ぶ水準(¥619,045)。ただしこれは着地見込みではなく途中実績。
CVR急改善の考察(相関の指摘・因果は要検証)
- 同期間にアイライナー(主力)のランキングが280位→99位に上昇。上位表示による「購入意欲の高い流入比率の上昇」がCVR改善と時期的に一致し、強い相関が認められる(要因は「1. 要因分析」の2施策)。
- ただしCVR約2.3倍は、ランキング要因だけでなく(a)ページ改善効果の顕在化、(b)レビュー・季節需要、(c)短期集計ゆえの母数の小ささによる振れ、等の複合要因の可能性。単一要因への断定は避け、月末まで継続観測で検証する。
3. 広告効率分析
| 指標 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月(7/12) | 6月比 |
| 広告SS | 1,733 | 2,160 | 697 | 452 | ▼ -35.2% |
| 広告CV | 109 | 124 | 40 | 86 | ▲ +115.0% |
| 広告CVR | 6.29% | 5.74% | 5.74% | 19.03% | ▲ +13.29pt |
| 広告費 | ¥196,831 | ¥285,694 | ¥70,970 | ¥50,351 | ▼ -29.1% |
| TACOS | 34.03% | 46.05% | 20.07% | 8.13% | ▼ -11.94pt |
| 広告CV割合 | 36.70% | 38.63% | 21.51% | 27.13% | ▲ +5.62pt |
- 広告効率が劇的に改善。 広告費を¥50,351(6月比 -29.1%)まで絞りながら、広告CVは40→86件(+115.0%)。少ない予算で倍以上の成約。
- TACOS 8.13% は過去最良。 5月46.05% → 6月20.07% → 7月8.13% と一貫低下。広告に頼らずオーガニックで売れる状態へ近づいている。
- 広告CVR 19.03%(6月5.74%の約3.3倍)も全体CVR改善と連動。ランキング上位化で広告接触後の指名再検索・転換が効きやすくなっている可能性。
- 広告CV割合27.13%=売上の約7割超はオーガニック由来。広告依存度は健全。
4. 簡易PL分析
| 指標 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月(7/12) | 6月比 |
| 売上 | ¥578,440 | ¥620,404 | ¥353,599 | ¥619,045 | ▲ +75.1% |
| 原価 | ¥173,532 | ¥186,121 | ¥106,080 | ¥185,714 | +75.1% |
| 粗利益額 | ¥404,908 | ¥434,283 | ¥247,519 | ¥433,332 | ▲ +75.1% |
| 粗利益率 | 70.0% | 70.0% | 70.0% | 70.0% | ±0.0pt |
| 広告費 | ¥196,831 | ¥285,694 | ¥70,970 | ¥50,351 | ▼ -29.1% |
| 販売手数料 | ¥57,844 | ¥62,040 | ¥35,360 | ¥61,905 | +75.1% |
| FBA手数料 | ¥85,536 | ¥92,448 | ¥53,568 | ¥91,296 | +70.4% |
| Amazon利益 | ¥64,697 | -¥5,900 | ¥87,621 | ¥229,780 | ▲ +162.2% |
| Amazon利益率 | 11.18% | -0.95% | 24.78% | 37.12% | ▲ +12.34pt |
- Amazon利益¥229,780(利益率37.12%)は全月で断トツ。 6月¥87,621から+¥142,159(+162.2%)、赤字だった5月(-¥5,900)から完全回復。
- 利益を押し上げた構造は明確: 粗利益率70.0%固定のまま、広告費の圧縮(-¥20,619)+売上増(+¥265,446)が同時進行し、変動費比率が下がり利益率が跳ね上がった。
- 販売手数料・FBA手数料の増加は売上・出荷連動の範囲内で、コスト構造の悪化は見られない。
バイイング費用を加味した実態収支(7/12時点で利益プラス)
7月は月初の②特定KWバイイングに伴い、合計33万円の支出がありました。この扱いを正しく整理すると、7/12時点で既に約8万円の利益が出ています。
| 項目 | 金額 | 扱い |
| Amazon利益(粗利ベース) | ¥229,780 | 簡易PLの通り |
| (−)バイイング手数料 | −¥150,000 | Amazon外の広告費として控除(1,500円×100件) |
| = 実態利益(7/12時点) | 約 ¥79,780 | プラス ≒ 8万円 |
結論: 7月は赤字懸念ではなく、6月より順調に伸びている局面です。7/12時点で既に利益プラス、かつ広告費を絞りながら売上・利益ともに拡大基調にあります。
- バイイングの「商品購入代金(約18万円)」は在庫資産であり、売れた分だけ既に原価としてPLに計上済み。したがって利益から二重に差し引きません。
- 要確認は「バイイング手数料15万円の広告費計上区分の確認」のみ(会計上どの費目に載せるか)。実態収支の黒字/赤字判断に影響する論点ではありません。
5. ランキング動向
アイライナー(主力カテゴリ)
280位
▶
99位
+181ランク上昇 / TOP100入り
- 主力のアイライナーがTOP100圏内(99位)に到達。280位からの大幅上昇で、①SEO対策+②特定KWバイイングの効果が、7月のCVR急改善(8〜9%台 → 20.92%)と時期的に一致。
- ランキング上位化は「流入の質」を底上げし、広告費を絞ってもオーガニックで売れる好循環の起点。この順位の維持・防衛が7月後半以降の売上を左右する最重要ドライバー。
6. アクション提案
| # | アクション | 担当 | 期限 | 優先度 |
| 1 | アイライナー99位の順位防衛。在庫切れ回避・レビュー獲得・上位KW入札維持でTOP100死守(7月改善の最重要ドライバー) | XAUTO運用 | 継続(週次) | 高 |
| 2 | 勝ちパターンの横展開。①SEO対策+②特定KWバイイングの成功構造を、他の主力商品・KWにも展開できるか設計 | XAUTO運用 | 7/22 | 高 |
| 3 | CVR20.92%の要因分解。指名/準指名/一般の流入比率とSEO改善効果を切り分け、再現可能な要因を特定 | XAUTO分析 | 7/22 | 中 |
| 4 | 広告予算の最適配分検証。TACOS8.13%は絞りすぎの可能性もあり、上位KW再投資で売上上振れを狙えるか検証 | XAUTO運用 | 7/25 | 中 |
| 5 | バイイング手数料15万円の広告費計上区分の確認(会計上の費目整理。実態収支は黒字で確定済み) | XAUTO×AIAD経理 | 7/18 | 低 |
| 6 | 7月月末着地の見込み値を別途作成(本レポートは12日時点累計。確定は月末データで再集計) | XAUTO分析 | 8/3 | 低 |